再起 | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

ブログの説明を入力します。

いつもぜったいに一番最初にブログを出していた自信があるのに、今回は締切ぎりぎりになってしまいました。今シーズンは本当にいろいろなことがあって、自分がなにを考えているのか、どうしたいのかを再認識するところに時間がかかってしまったからです。




ずっと停滞を感じていました。正直「ただ行くだけ」になってしまっていた期間が、本当に長かったと思います。考えてもどうにもならないことをずっと考えてしまったり考えることすらもやめたくなったり、ぜんぶが上手くいかなくて本当に苦しかったです。




どこかでがんばりきれない自分がうざくて、何度も真剣に退部を考えてしまいました。それでも同期が買ってくれた自転車を見るたびに、行かなきゃって思ってぎりぎりのところで留まったけれど、やっぱりただ行っているだけでは何も成長できなくて、誰の役にも立てないなと痛感するばかりでした。




もう本当に無理かもしれないと一度立ち止まってしまったときに、どうして流されるように入っただけの、たのしい瞬間よりも辛いことの多いこの部活に居続けているのかを見つめ直しました。




それは、周りからいろいろなものを与えてもらえる幸せな環境だと感じていると同時に、そういう周囲の人に自分もなにかを与えたいという感情がずっとあり続けているからだということに気がつきました。




そういう感情を抱えながらも上手くいかないことが多いことに対する焦り、自分がやるよりも誰かがやった方が良いのではないかという不安、自分よりもずっと成長しつづけている後輩をみて感じる不甲斐なさを言い訳に、「与える」ことから逃げ続けていたその自分の弱さが、自分を苦しめていたのだとおもいます。




こんな弱い気持ちを抱えていい期間は、もうずっと前に通り過ぎているのにと一年前とあまり変われていないことを実感して苦しいけれど、そんな感情を引きずり続けても、それこそチームに何のプラスにもならない。もうすぐそこに初戦が来ていて、気がつけばまたあっという間にシーズンが終わってしまいます。自分の中で考えたり、ただこうして言葉にしたりしているだけでは何も生まれません。留まる時間はもう終わりです。




どんなに小さな行動でも、そのひとつひとつにチームにもたらす影響は少なからずあると思います。無駄かな、これやっても変わらないんじゃないかな、とか思わずに、まずは些細なことでもいいから、自分が周囲にプラスをもたらせることを探して行動する。「透羽がやるから良い」「透羽に任せたい」っていうものを見つける。 わたしが頑張ることでみんなが頑張ろうと思える何かをしつづける。みんなのきっかけになり続けられるように、勝ちの要因になれるように努めます。




話は変わりますが、31期にはいろいろなタイミングでわたしが部活を続ける理由になってくださった先輩方がたくさんいます。




いつもたくさんお話をしてくれて、たくさんご飯にいってくれて、たくさんおばさん・おじさんって呼ばせてくれてありがとうございます。




苦しい時間が続く中でも、ずっと近くに この人のためなら頑張りたい と思えた存在がたくさんあったことは、わたしにとって本当に大きかったです。感謝の気持ちがつきません。たくさん良くしてくださって、ありがとうございます。




みなさんのラストシーズンを、結果の伴う素敵なものにしたいです。そのために自分に出来ることはなんでもします。




同期
ずっと弱い気持ちを持ち続けていたのに本当に自分勝手だと思いますが、いい意味でも悪い意味でも呪いのような自転車が、わたしをこの場所につなぎ止めてくれてよかったなと今では思えています。呪いとか言っちゃったけれど、自転車は家から歩いて20秒のコンビニにも浮かれて乗っていっちゃうくらいうれしかったです、本当です。




ありえない頻度でカラオケに行ってくれたり、がんばれないかもって言ったらがんばれって写真と動画を送ってくれたり、立ち止まってしまったら待ってるよってLINEをくれたり、ネイル変わった?と言ってくれたり(とりあえず言えばいいと思ってるのか、全然変わってないのに言ってくることもありますが)




なんか思ったより本当に良い奴らだなと思いました。いつも気を遣わせてしまっていると思うけれど、わたしの孤独に上手に寄り添ってくれて、たくさん頼らせてくれて本当に感謝しています。




考えればほかにもいろいろあるのかもしれませんが、結局6人みんながわたしのがんばりたいきっかけであり、がんばれているいちばんの理由なのだと思います。




いつもありがとう。4年生にも2年生にも負けないで、たくさん活躍してください。がんばろう。




32期 3年 MG 田中透羽