18年間の人生で、自分の存在意義の証明のために必死になったことはありませんでした。高校まで入っていた部活は、失敗しても誰にも迷惑をかけないし、好きなことに集中しているだけで部員のひとりとして認めてもらえていました。
中高6年間続けていた部活は気楽で楽しかったけれど、この春から入部したラクロス部では周囲に迷惑をかけてばかり。今の私はチームにとって必要な存在とは程遠く、自分がいる意味を見失ってしまいそうになることも少なくありません。
それでもチームに貢献することが私の目標でモチベーションです。いつかチームにとって必要な存在だと言ってもらえるようになるまで沢山の課題があるけれど、要領の悪い私なりに一歩ずつ進んで行きたいと思っています。
ラクロス部に入部していなかった世界線の自分を想像してみても案外悪くないし、他に熱中できることに出会えていたかもしれません。でも、「やっぱりこの道を選んで正解だったな」と思えるように、力を尽くしたいと思います。
33期 1年 AS 矢嶋茉莉香