僕のラクロス人生のスタートは最悪だった。
ラクロス部に入ったきっかけは先輩がかっこよかったというだけで、それ以外に大した理由はなかった。
ゆうきさんに憧れてこのポジションを始めたが、全く思うようにプレーができなかった。自分を先輩と比べて勝手に落ち込み、朝は起きるのが辛いし、ボールが当たると痛いし最悪だと思っていた。
それでも引退する頃には憧れの先輩のように試合で活躍したいと強く思いながら部活を続けているうちに、少しずつシュートを止められるようになり、ラクロスを楽しいと思う日が増えていった。
しかし去年の青学戦を振り返ると、自分がセーブできたはずのシュートも多く、自分の実力次第ではチームを勝たせることができる試合だったと感じ、今でも悔しい。
まだ新歓の時に憧れた先輩のようにはなれてないし、ゆうきさんを超える活躍もできていない。
だから何としてでも試合でプレーをして、来年以降ゴーリーというポジションに憧れを持ってくれる後輩ができるようなかっこいい姿を見せたい。
このリーグ戦を通して、今はプレーが伸び悩んでいても、ここで諦めずに愚直に練習を続ければ試合でも活躍するチャンスがあるということを後輩に伝えたい。
去年のようにゴーリーが無双してチームを勝たせるので、応援の程よろしくお願いいたします。
27期 4年 G #3 山下諒馬