高校生活最後の一年間に訪れた一つの大きな決断、それは部活を続けるかどうかだ。
コロナが猛威を振るう中で大会が本当に開催されるのか、開催されるかどうかわからないの練習に受験勉強と両立して打ち込めるかなどざまざま不安とともに導き出した結論は引退することだった。
高校での部活が不完全燃焼で終わったこともあり、千葉大に進学するまで、自分が大学で部活をやっているとは全く想像していなかった。
ラクロスという全く新しい舞台、そしてその中で輝く先輩方を見て、自分もこうなりたいと思った。
そしてもう一度新たな挑戦をすることを決意した。
入部してから4か月、対外試合が一切なく、目の前のことをこなしていく日々だった。そしてサマー中止という知らせとともに一つの目標が消えた。
これから先、どうなるかは誰にもわからない。それは身をもって実感している。もう部活をやることはないだろうと思っていた自分は今、ラクロス部にいる。
だからこそ、今の自分にできることを精一杯やる。そして頼られるプレーヤーになる。
30期 1年 #21 松元礼音