僕はラクロスならではの関東ユースの選抜制度について話します。
このテーマの理由は僕がかつて、関東ユースってどんな感じで選ばれて、最終的に何するんだろうと疑問に思ったことがあり、情報があまりなくて残念な気持ちになったからです。
というわけで、今回は関東ユースのスケジュールとアメリカ遠征について書きたいと思います。
関東ユースってのは何かというと、毎年新入生の代で1年生から2年生の間に関東地区から選ばれる選抜チームです。将来の日本代表を育成する?みたいなコンセプトだった気がします。
3回ある新人戦(サマー、ウインター、あすなろ)毎に候補選手が招集され、選考会が何回も行われます。
発表はLINEの関東ユースグループでファイルが送信され、そこに名前があったら通過、なかったらサヨナラ。
選考会ごとに徐々に選手を絞ったり、新しく追加されたりして最終的に2年生の12月くらいに最終選考があって関東ユースが結成されますと。
ちなみに僕はウインターからの招集選手で、同じく関東ユースの長谷川隼人くんはサマーから、つまり彼は最初からずっと残り続けてるわけです。
僕の代のユースは確か関東の当時の2年生500〜600人くらいの中から23人が選ばれたので、意外と倍率は高くないですね!
ラクロス発祥の関東の選抜チームなので皆んな候補生の段階からやっぱり上手い選手ばっかで、個人的にめちゃめちゃ刺激を受けてました。
まあ、なんやかんやで選ばれたわけですけども選ばれたらアメリカでラクロスができるんです。アメリカはラクロスの本場ですから滅多にない良い経験ですね。
ただ、時期が渋い!
1/2-1週間ですから年明けてすぐです。でも僕は楽しみすぎたので全く気になりませんでした。
成田空港で集合してアメリカのロサンゼルス空港?に飛行機で向かいます。そっからバスでサンディエゴへ。
先輩の代は着いたら観光だったらしいんですが、僕らは着いてすぐに試合でした!ハードですね。
アドレナリンていうラクロスの企業主催の大会に参加して、アメリカ人高校生と試合します
大学生だと流石にラクロス始めて2年くらいのやつらは全く歯が立たないから高校生とやるのかなー。知らんけど。
普通に上手い選手多くて強かったです(笑)
僕らの時は最後大学生と試合しました。確か一点差とかで負けたっけか。
そんなこんなで、実は僕は怪我してあんまプレーしてないんですが、ラクロス的にいい経験でした。他のみんなも言ってます。
オフも充実。アメリカのアウトレット行ったり、ビーチで散歩したり、自由行動もありました。
バス貸し切って広大なアメリカを移動します。
てか、1月なのにすげえあったかかったな。西海岸だからか。みんな半袖でした。
女子のユースともずっと行動をともするのですが、特に何もありませんでした(笑)
ホテルのプールで遊んだくらい?
他大出身のルームメイト達(早稲田、慶應、青学、日体等)とは特に仲良くなり、自由行動も共にしまして、超大型ショッピングモールでショッピングしたりサンディエゴをブラブラしました。そんで今でもプライベートで飲みに行く仲ですわ。
他のメンバーとも遠征共にすると、やはり仲良くなるもので、日本に帰ってからもみんなで飲み会したり、試合があるたびに現状報告とか他愛のない話をします。
ざっと関東ユースの流れはこんな感じです。
関東ユースでなくても、上手い選手は沢山いますが、選抜の肩書きはやっぱり自信になりますし、上手い選手の中でいい刺激を貰えます。
ラクロスはマイナースポーツだけど思ったよりは人口多いです。でも選抜になれるチャンスは少なくないほどの人数です。選抜に近いのもラクロスならでは?かな。
あと、コレはユースに限った話じゃないですが、他大学の友人が確実に増えます。強制的に交流の機会が増えるから。
繰り返しになりますが、選抜に近いことや他大学との心の距離が近いことがラクロスの大きな魅力の1つだと思います。
今後ユース選考がどうなるか分かりませんが、僕は非常に素晴らしい経験をできましたし、是非皆さんにもこの経験を味わってもらいたいです。
是非関東の舞台でラクロスをして、一緒に頂点を目指していきましょう。
4年 安良岡 真吾