「俺が」 | 千葉大学男子ラクロス部

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1年生大会のウィンターカップ。





引き分けで2Qを終え、サドンデスの3Qを迎えた。





コーチ陣にいた裕樹さん(当時4年ゴーリー/主将)は、俺を3Qにも出してくれた。





お世辞にももう1枚のゴーリーより上手いとは言えなかったのに、俺の方を選んでくれた。





やるしかないと思った。
俺ならやれる、と自分に言い聞かせながらフィールドに入った。





でも、現実は甘くない。





俺が下手だから、点を決められた。





サドンデスは、1点決まればそこで試合終了。
俺のせいでチームは負けた。





人生でそうそう味わうことのない、ガチの絶望。





でもあの試合で経験したのは、それだけじゃなかった。
ゴーリーがヘマすれば、負ける。
ゴーリーが活躍すれば、勝てる。
そんな面白いポジションをやらせてもらえるのは、最高だ。





2Qでセーブしたり、ゴール前のグラボすくったり、ほんとに楽しかった。





「1点決められたら負け」
そんな状況すらも楽しめるキャパシティを持てれば、最強だ。





2年目の今年、俺がチームを盛り上げる。
1個上、2個上の先輩抜かして俺がリーグ戦出る。
みんなで刺激し合って、
最後1部に上がって、
みんなで泣こう。








G #2 梅木彰士