「BREAK」の年 | 千葉大学男子ラクロス部

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軽い気持ちで始めたラクロスも気づいたらもう4年目の最後の年。

そして、学生最後のリーグ戦を主将という立場で迎える。

昨シーズンの入れ替え戦で敗れた時、
正直何をすれば一部に行けるのか
全く分からなかった。

昨年のチームで一部にいけると確信していたから。
また、2年の時から目標にしていた「一部で活躍する」という目標も失った。


それから同期とどうしたら一部に行けるのか、
長期的に強いチームを作れるのかとにかく話した。

話しても話してもはっきりとした答えは出ず分からないままだったが、

「俺が千葉大を一部に上げたい」

という気持ちは誰よりも強い自信があったから主将に立候補した。


主将の発言や行動がチームに一番影響を与え、
チームの方向性を決めると分かっていたから、
春先まで何をしても不安があった。

このままリーグ戦を迎えていいのか?
チームに一番伝えるべきことは何なのか?


新歓で思うような結果を出せず、
チームの雰囲気も最悪な状態になってしまった。
原因は何なのかひたすら考え、
コーチや幹部とたくさん話した。

そこで気づけたことは、

「自分を含めた幹部の覚悟がぶれていて、今年のチームスピリットがチームに浸透してない」

ということ。

同時に、発足時には分からなかった
「何をすれば一部に行けるのか?」
の答えもわかった。

「同期や幹部で決めたことを徹底的してやりぬき、
ぶれずに自信を持って最後まで貫き通すこと」

だった。


今年一部に勝つために、
やりたいことが二つあった。

一つ目は、自分がU22日本代表になって活躍すること。
二部のチームからでも代表になれることや、
一部のチームの選手よりも活躍することで、
チームに勢いを与えれると思ったから。

だから選考会の時は何がなんでも残ることに必死になれた。 

結果としてみんながどう捉えたかはわからないが、
今年一部に勝てる証明を少しはできたと思う。

U22で活動しているとき、
一部のみんながリーグ戦の話をしていてとても悔しかった。
来年は同じステージで戦いたいと改めて感じた。


二つ目は、千葉大ラクロスの基盤を作ること。
千葉大として他チームに負けない部分、
こだわりがいままで無かったと思う。
試合中上手くいかない時、
チームの雰囲気が良くないときなど、
困った時にチームとしてこだわれるものが必要だと考えた。


そこで昨シーズン入れ替え戦での敗戦や千葉大の強みを活かし、
「中盤圧倒」を千葉大ラクロスの基盤にすることに決めた。

練習から常にみんなで口にして、プレーで体現してきた。

このことへのこだわりはどのチームにも負けない。

リーグ戦の舞台で「中盤圧倒」を体現し、千葉大ラクロスを見せつけて勝利する。


リーグ戦では下級生は何も恐れず好きなだけ暴れて欲しい。
それはグランドでもスタンドでも。
4年を信じて最後までついて来い。
苦しい時は必ず4年が「BREAK」してみせる。


4年は本当に信頼しています。
4年間同じ目標をもって、
共に努力してきた仲間は他にはいません。俺らがやるべきことはフィールドで圧倒的な存在感を出すこと。
一つ一つのプレーに責任を持って、
4年目の結束力で暴れよう。


ここまで何かに没頭して、
これほどまでに結果を欲することは今までなかったと思う。

何が何でも一部に上がりたい。
今までやってきたことが、
二部の全チーム・一部下位チームに勝っていたことを証明したい。

自分達がやってきたことが間違ってなかったことを証明したい。


でも、過程ではなく結果が全て。
他人からは結果でしか評価されない。

だからこそ「勝ち」という結果にとにかくこだわり、
今年のチームで必ずや成し遂げる。

「一部昇格」という目標は今年で最後だ。


入れ替え戦を見据えれば、
チームとしても個人としても、
まだまだ強くなれる。

上限はないから最後まで自分に厳しくやりぬこう。


来年以降、
千葉大が「日本一」を目指せるチームになるために、

今年俺らが一部の壁を「BREAK」する。



「BREAK」

2015千葉大学男子ラクロス部 
主将  #3 筒井大揮