苦い思い出をお話します。
去年の入れ替え戦。
私たちTSは、ボトルとボールを持っていくのを忘れました。
ありえない。
本当にありえないけど、反省を潰しきれずになあなあにしてきた面が、ここにきて、こんな形で現れてしまった。そう思いました。
そして、チームを勝ちに導けない、こんなTS組織しか作れなかった自分が情けなくて悔しかったし、何より、自分にTSリーダーを任せてくれた4年生に対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
だからこそ今年は、
絶対にTS組織を変えてやるんだと、自分自身が変わらなければと強く想い、リーダーとして皆を引っ張ってきたつもりです。
TSは、お手伝いさんではありません。
ただのチームのお飾りでもありません。
私たちTSの行動一つひとつが、
プレーヤーが練習に集中できる環境、プレーヤーが自分のレベルを上げる環境をつくることに繋がり、さらにそれがチームの勝敗に繋がります。
例えば、水が飲みたいと思った時に、冷たいボトルがすぐそばにある。当たり前のことだけど、水が提供できないと熱中症のリスクも増えるし、疲れやすくなって練習に集中できません。
きちんとしたタイムができないと、やりたいメニューができなかったり、練習がグダッたりして、雰囲気を下げることに繋がります。
練習のビデオだって、ブレブレのビデオを撮ったものならその日の反省だってしづらしい、プレーヤーが自分のプレーを振り返ることもできません。
TSが撮ったスカウティングのビデオやデータがあるからこそ、プレーヤーがその大学にあった戦術を立てることができます。
一歩引いた姿勢で練習を見ているからこそ、具合悪そうだったり、ボトルを探してる素振りだったり、部員のささいな変化に気づいて、素早く対応することができます。
私はSG活動を通じて、たくさんの他大のMGやプレーヤーと繋がることができました。それは、渉外でも役立っているし、他大の情報をチームに落とし込めるという意味でも、チームに貢献できたと思います。
TSは、自分のやりようで、いくらでも成長できると思うし、どんなにささいなことでも、チームに影響を与えられる存在だと思います。だからすごくやりがいがある。
私は、“TSがいなかったら練習が回るわけないし、試合も絶対に勝てない”って思ってます。
強気でいます。笑
プレーヤーを信頼してないとかじゃなく、それくらいTSという立場に誇りを持っているし、それくらいTSがやってることってチームにとって必要なことだと思うから。
下級生のみんなには、もっともっと、
それを実感してほしいし、その上で、自分がチームに何ができるか、何をすべきか自分なりに考えてほしい。
そして、下級生にそうさせることが、リーダーとして私がやるべきことだと思っています。
新体制発足時に比べて、本当にみんないい顔になったと思う。笑顔が増えて、チームに向き合うようになってくれて、すごく頼もしいです。私も負けてられないなって、いい刺激をもらってます。
でも、まだまだ一部のTSのレベルではないと思う。前もMTGで言ったよね。
あと3ヶ月。
絶対に、チームを一部に上げます。
勝たせるサポートならいくらでもします。
声枯らしてでも、応援します。
だから、点とってください。
シュートを止めてください。
FOで流れを掴んでください。
中盤圧倒してください。
フィールドで動けるのはプレーヤーだけです。
ほんとに一部行きたい。
いい加減、うちらの代で二部とはおさらばしたいです。
そして入れ替え戦に勝って、
りょうまさんにもらった勝利の美酒(芋焼酎、瓶3本)飲みたいです。
以上!長くなりましたが、
最後の幹部内非幹部、TSリーダー 谷口愛でした!