年を取ると、
肉体的にも、
精神的にも、思うように動かなくなってきます。
動かさないから、動かない。
動かないから、動かさない。
堂々巡りになっています。
今年米寿(88歳)を迎えた母。
我が家の、大黒柱です。
お炊事、
洗濯、
時々軽くモップかけ掃除、
パートの仕事(週1回~2回・各3時間)
卓球(公民館にて、週1回)
畑仕事(天気が良くて気が向いたら)
お習字のお稽古、(時間ができて気が向いたら)
プールでウォーキング(気が向いたら週1回)
1週間のスケジュールが、てんこ盛りに入っています。
いつの間にか体重39キロの小さな体になり、
耳も遠くなり、
頭の回転も、かなりゆっくりになりました。
そのせいでしょう、体の動きもゆっくりです。
ですが、
生命力は、旺盛です。
食べ物も、一度にたくさんは食べれませんが、
いろんなものを、少しずつ食べます。
ただし、お寿司やステーキなどは、
私たち以上に食べます。
本当に美味しいものは、いくらでも入るようです。
その母に、いつも言っていることがあります。
「自分でできることは、自分でしよう!」
心を鬼にして、(!?)
なるべく、手を出さないようにしています。
子育てと同じだなと思います。
「見て見ぬふり」をしています。
じっと見ていると、
そのスピードに、ついついイライラしてしまいますので、
極力見ないようにしています。
例えば、ペットボトルを開けるにしても、
以前は、開けてから、手渡していましたが、
今は、知らん顔しています。
自分で、工夫して開けます。
玄関の鍵も、以前は、出かける時は、私がかけていましたが、
今は、最後に出てくる母がかけるようにしています。
すると、鍵も忘れずに持つようになります。
スーパーでの買い物も、
一人でカートを押して、献立を考えながらカゴに入れています。
以前は、レジに並ぶと先に車に戻って待機してもらっていましたが、
今は、袋詰めも一緒にするようにしました。
袋詰めは、結構頭を使います。
野菜をどこにいれたら良いか、
お肉のパックを小袋に入れたり、
魚も小袋に入れたりと、
工夫するようになります。
もちろん、買い物袋も、
多少の重さのあるものでも、
持ってもらいます。
筋トレです。
体も、筋肉の衰えが、骨折につながりますので、
できるだけ歩くように、動かすように、
毎日、うるさく言っています。
そのせいでしょう。
毎晩、近所の温泉に入る際、
湯船の中で、筋トレやストレッチを、
続けているようです。
もちろん、身だしなみも大事!
お化粧も、さりげなくして、
基礎化粧品も、私と同じものを使います。
お出かけの際には、しっかり口紅もつけます。
綺麗を心がけています。
いくつになっても、
「やろう!」と言う意識と、
「やらねば!」という意識で、
如何様にも、変われるんだと実感します。
ピンピンコロリを目指しています。
その母が、肌身離さず持っているのが、
お出かけの時にも、
家に居る時にも、
ポケットに入れています。
一生ものの
代が代わっても、
そのままお使い続けることができます。
キーホルダーですので、
目立ちにくく、
いつも手元に置くことができ、
あなたの身を守ってくれます。