片づけのお悩みを解決する
熊本の整理収納アドバイザー 木村千恵です。
「新しい生活」をスタートさせることになったあなたやご家族のために、生活空間と日常環境を快適に整え、「デキるわたしになる!」ことを応援・サポートさせていただいております。
お気軽にご相談くださいね!
今日はいつもより長文です。
お片づけ&収納個別相談会のきっかけは、やはり1年前にあった熊本地震です。
前震の時は、スーパーで買ったモノを袋に詰めている時に起きました。
ジュースや缶ビールなど飲み物が倒れていくのをスローモーションで見たかのよう、気づくと足元にまでジュースが転がってきていました。
本震は真夜中。
わたしは介護施設の夜勤中で利用者さまが徘徊しようとしていた際に起きました。
とっさのことで暫く揺れましたから、もの凄く怖かったんでしょう。
その利用者さまがわたしにギュッとしがみついていたので、その感触が何時間も身体に残っていました。
その施設ではライフラインが約2週間止まりました。
幸いにも隣の池が湧き水だったので、それを組み上げ→濾過→煮沸→それではじめて飲み水として利用できる。
日常の業務に加えこの工程が入り、また非日常ですから予期しないことも起こったりと、精神的にも体力的にも強さを求められる時期でもありました。
そんな中、当然のことながら24時間体制ですからわが家のことは差し置いて、職員は業務に励まなくてはなりません。
小さなお子さんや妊婦の奥様を家においてる人
半壊になったお家の片づけを後まわしにしてる人
自宅にも帰れず、避難所で待つ家族と職場との往復な人
みんな本当に本当にキツかったと思います。
わが家は幸いにも整理収納のおかげもあって、皿一枚割れていない被災者。
ありがたいことに遠方の友人から支援物資も戴きました。その気遣いがとても嬉しかったんです!
その反面、それを受け取っていいのか戸惑うという複雑な気持ちでした...
知り合いの人に震災後の自宅の様子の写真を見せてもらいましたが、殆んどのご自宅が散乱している状態。酷いお宅は、言葉が詰まるほどです。
そして わが家より何よりも気が気でなかったのが、これまで片づけでお邪魔したお宅。
どうなっているだろう?
ご家族みんな元気でいらっしゃるだろうか?
仕事中も気が気でなかったのですが、お客様みなさまと連絡が取れ、安堵しました。
みなさん無事で本当に本当によかった!(泣)
地震より前から整理収納サービスを受けてくださっていたお宅でとても感謝されました。
5LDKの一軒家のお宅の整理収納サービス。
ご依頼されたのはお嬢様で、初めお母様は
「見知らぬ人が家に上がり込んで片づけにくる...」
きっとそんな思いをされていたのではないかと思います。
少し動揺されてる感じでした。
ご依頼の内容全てをサービス完了していたわけではないのですが、キッチンとリビングはサービス完了していました。