小さな小さな魔法、かけてあげますよ。 | 浮世離れした、半世捨て人のブログ

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“ 暑くて、やってられねぇ〜 ”

  もう20年以上前だと思います。

 

  会社に誰かが置いていった朝日新聞があり、

  そこには、年配女性からの投稿が、

  旦那さんと「お互いに “ちゃん付け” で呼び合う」と。

 

 

  女性「ブスッとした顔でいては、

           “ちゃん付け” で呼びあえず、

 

           “ちゃん付け” することが、

           ブスッとしない助けにもなる」と。

 

 

 

 

  15:00

 

  日系二世フィリピン人のカワムラさん(男性40代)、

  彼の整地中のビジネス用敷地約3,000平米を訪問。

 

  日本のモノより波型が荒いブリキ屋根が張られ、

  気づかぬうちに、その下へと足が向いていて、

  午後の陽射しを避けています。

 

 

  屋根の下に置かれた溶接機、

 

 

  ちとズーム、

 

  言うまでもなく、

  寝てます ((笑

 

 

 

  ブリキ屋根の下には、

 

  ほかにも、

  

 

  ちとズーム、

  

  なんだか判りますか?

 

  子どもの頃、 

  ちゃんとファーブル昆虫記を読んでいれば判ります (ゥソ

 

 

  この逆さの円錐の中にはね、

 

 

  コレ、

  

 

 

  ちとズーム、

  

   そう、アリジゴクです。

 

  まさに「アリたちには、ジゴク」な、

  糸井重里さんでも考えつかない、

  ズバッと言い当てたネーミング ((笑

 

 

  コレは幼虫でね、

  コレの成虫はウスバカゲロウ、

 

  あの弱々しく、ゆらゆらした感じの、

  ウスバカゲロウです。

 

 

 

  13年前に肝細胞ガンで亡くなったボクの母、

  山形県最上郡の村の生まれです。

 

  村ではウスバカゲロウを、

 「アンガリサンガリ」と呼び、

  その弱々しく、ゆらゆらした飛びかたを、

 

  「上がったり、下がったりしている」、

  そんな意味あいでのステキなネーミング、

 

  「アンガリサンガリ」、

 

 

  日本の初夏、

  玄関先の灯りに、

  もし見つけたなら、

 

  そっと声に出してみてください、

 

  「アンガリサンガリだ」と、

 

 

  そのとき、

 

 

  きっと、微笑んでますから。