16:30
近隣の偵察タイム

トライシクル(バイクタクシー)

これは少数派の日傘タイプ、
そして、さらに少数派のBGM無料タイプ(涙/笑)

これらの電気部品の意味するところは、
解りませんが、電気エネルギーが確実に、
音の振動エネルギーに変換されているのは確かです。
日本では夜中の救急車のサイレンで、
ドップラー効果を実感出来ますが、
ここ北緯7度では、トライシクルのスピーカー、
なかなか、物理学、科学の勉強になる国です(笑)
そこへ、
バイクの怪しい男性、

バイクを停め、
即、ひと抱えはある半透明のポリ袋を広げ、
シャツ(新品)販売。
ボクを見るなり「ニホンジン?」と、
ボク「おまえの知ったことか!」とは言わずに、
「ソウデス、日本語話せマスカァ?」と、ぎこちない話し方(笑)
男性「オレ、日本行ったダヨ」
ボク「日本のどこ?」
男性「フクシマ、ナゴーヤ、ミエー」
彼の名前はライアン、
彼のお母さんは日本人で、彼は日系2世、
フィリピンでは「ディセンダント(子孫の意味」と、呼ばれる人、
日本への入国ビザ取得は比較的簡単(一般フィリピン人と比べ)なようです。
2,002年に日本へ4年間行っていて、
割と日本語話せます。
ライアン「日本から来たシャツ、新品ダヨ、120ペソ!」
カサカサと耳障りな、透明ポリ袋に入ったシャツ、ご婦人方、そんなことカンケーなく袋から出し、
自身の胸と、胸より出っぱるお腹の前に当て、
オシャベリと品定めが熱を帯びます(笑)
新品なのは解りますが、
「日本から来た」は、ライアン同様に、はなはだ怪しい(笑)
と、ボクには解りますが、
周りのご婦人方には、
「気に入った色か、サイズ(ボディが入る)か?」が重要、
その場で、今着ているシャツの上から試着(笑)
気に入っても、
いちおう、ライアンに文句を言って、
「少しまけなさいヨ!」
そこはフィリピン・ライフ五段のライアン、
全くひるむことなく、
「日本から来た、新品のシャツが120ペソで買えないでしょ!」
やたらと、「日本」、「新品」を強調し、
ご婦人方も、それを言われると返す言葉も無く、
商談(強引に)成立。
そのライアンの指の間、

紙幣を縦長に二つ折りして、中指で抑える、
ジプニーのドライバー、露天の兄ちゃん、
そして、ライアンの持ち方。
この持ち方、
なんか信用出来ないんですよねぇ~(笑)