19:30
セブ島のタリサイ市で、
お世話になっているファミリー(親せき、その他カンケーない人も)計30人、
マイクロバスで、ジンベイザメ見物へ行く前の買い出し。
軍団、ジンベイザメを食べるつもりで行くのかなぁ?(笑)
ボクは興味ないので、ていねいに参加辞退します。
長男のジュンジュン(47歳)とボクの二人、
ヤマハ・ミオ(スクーター)で、タブノック・マーケットへ、

日中は何度も訪問してますが、夜は初めて、
高架橋下のマーケット沿い道路は、
昼間以上にごった返して、脈動するカオス感があり、
ちょっといい感じ(笑)
ここへは、このズングリしたバナナを買いに、

湯で蒸したり、揚げたりして食べるのが一般的なバナナ、
熟させて生でも食べられます。
スイマセン、名前は忘れちゃいました。
湯で蒸すと、酸味と少しねばりのあるサツマイモのような食感、
そのままでも、あるいはバターも合いますが、
バターは高級品のため、軍団は砂糖をフリフリして食べます。
ジュンジュンは話し好き、
ですが、相手を退屈させないタイプの。
顔見知りで、無愛想なバナナ露店主にも気軽に話しかけ、
店主、ジュンジュン共に背中を反らせて笑い、
ジュンジュン「あっ、そうだ、これいくら?」
店主の言い値を下回る値段を、即座に指し値して、
ポケットからクシャクシャの500ペソを出し、
バナナ10キロの取り引きを完了させます。
なかなかの速攻、お見事(笑)
お次は、
帰り途中のディスカウント・ショップへ、
フィリピンで忘れちゃいけない「コーラ」(笑)
ミオの足元ステップに、二袋に分けられたバナナを置き、
ジュンジュンが両足で挟み、リアシートにはボク。
道々、ジュンジュンが「この辺りにはガールフレンドが二人いてネ」と、
彼はジプニーのドライバー、子供四人、
次女のケニーが、すったもんだの末に18歳で出産し、
使えない旦那を追い出し、なかなかアクティブなファミリー(笑)
彼の、ナスのような体型に、卵からかえったばかりの、
ヒヨコのようなうぶ毛が、わずかに頑張っている頭頂部、
「愛の武勇伝」は「現在形」で語られ、
そこは「武士の情け」で触れずに、
オシャベリなボクも、リアシートで珍しく聞き手となり、
たまに、大げさに「ほんとぉ~!/ Mao ba~!」と相づちし、
武勇伝の続きを促します(笑)
日中は何度も通っているコンクリート舗装路ですが、
まばらな街灯に暗い舗装路、
クラクションを鳴らし客を拾うタクシーや、
ガラガラとうるさく古いジプニーが、行き交う舗装路、
暗いからこそ、
見えてくる、そんなナイトライドです。