そのうち、解るかもしれません。 | 浮世離れした、半世捨て人のブログ

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“ 暑くて、やってられねぇ〜 ”




トリルのマーケット沿いのハードウェア(金物屋)、
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排水用塩ビパイプ75(薄肉)を1.7m ほど切ってもらい、


なぜか「途中で終わっている雨樋」を延長、
イメージ 2














なぜ、ここで雨樋が無くなっているのかは謎のまま(笑)

スコールが敷地内に音を立て滝のように流れ落ち、

毎回、水浸し(涙)



勝手に、木柱に釘打ち、ハリガネ留めでパイプを固定(マズイかなぁ)
イメージ 3

















雨水が適切に敷地外へ、滝の流れとなり、

メデタシメデタシ(笑)

102ペソ






マーケット沿いにハードウェアショップは二軒、

共に中華系フィリピン人経営、

両店でパイプを切り売りしてもらったことがあります。



スタンバイと呼ばれる雑用全般をする若い兄ちゃんが、

スケールをあてるのではなく、

店主か、カウンターの女性がメジャーをあて、

マークして切るところを示します。






同じマーケット沿いの雑貨屋でバニッグという、

細長い葉で編んだマットの幅を訊き、

店員「4フィート(約1.2m) 」と答え、

ボク「計ってもらってもいい?」(念のため)

店員はインチ、センチ並記のメジャーをあて、

店主に読んでもらいます。

店主は老眼鏡を白髪頭にのせ、メジャーを顔から離し、

目盛りに焦点を合わせ、

店主「ああ、4フィートだよ」とニッコリ。


スタンバイ君、店員の兄ちゃんはメジャーが読めません。





子供の頃、

母は足踏みミシン直しするズボンや、シャツを、

布地にビニールびきされたメジャーで計ってました。

それが、ボクが最初に見たメジャー、

メジャーとは長さを計るのに、

目盛りが同じ間隔で刻まれ、順番に数字が並び、

それをただ「読むだけ」、そう思ってました。



周りのフィリピン人たちは、

「彼らは日々の食事にも困るような山奥で育ち、

   小学校もちゃんと通えなかったから」

みなそう言います。

ですが、スケールを読むことは、

勉強ではなく、「常識」では?、と。

それとも、考えるのを止めてしまったのか。




本当の貧しさとは、

そういうモノなのでしょうか。