本日、15:00
チャーミングな妻が町の病院から退院しました、

チップンデールのショートソックス履いて、ピースサインしてますが、
当日はほんと心配しました。
日曜日 18:00
気分が悪く、吐き、妻が経験した事ない目まい、
即、20km離れた町の病院へ。
妻の病因が不明にもかかわらず、
うちの軍団は義姉の赤ちゃん、ボラントイ14ヶ月を
遠ざける事は全くしないばかりか、
ボラントイも病院同行させます。
今年7月、ボラントイが細菌性アメーバ赤痢に感染し、
3日間入院したにもかかわらず。
日曜日 19:00
「アメリカからの寄付品」と、
プリントされた病院ベッドのシーツ上に横たわる頃には、
いくぶん、痛みもひき看護婦の問いにも妻自身返答。
隣のベットで小さな男の子が
「 Agay, Agay/痛い痛い」を叫び続けます。
妻のベット頭側の窓は全て開けてあり、
一番近いガラス窓は割れ、鋭い破片が鉄窓枠にぶら下ってます。
程なく、ヤル気ゼロのドクター(男性40代)が
サンダルの踵をペタペタ鳴らしやって来て、
初診は急性胃炎と。
検査も兼ねてその晩は、妻、同行のララ(うちで預かってる子、女性21歳)、
ボクの3人が病院で泊り。
狭く、お世辞にもキレイとは言えない個室。
据付けのプラスチックベンチへララが寝ます。
このベンチが困ったモノで、
座面が座るのも、眠ることもしづらい作り。
ですが、電気の来ていない家で12歳まで暮らしていたララは、
そんな事は「カンケーないダヨ」と寝息をたてて熟睡。
妻とボクは1畳弱の細長いベットで互いの頭を逆向きに、
オイルサーディンのようにきちんと並んで寝ます。
同日 22:00
病室隣、ナースステーションが騒がしくなります。
歌い、笑い、おしゃべりタイム。
ここでは、歌いたい時に歌い、
おしゃべりしたい時に、おしゃべり。
その次辺りに仕事、の順です。
今年6月にダバオを3週間訪問し、
安いホテル(500ペソ程度)に4箇所泊りましたが、
3箇所は、歌とおしゃべりタイムが深夜からスタート。
どこも、多すぎる人員配置が原因の一つです。
それが軍団の低賃金へ直結し、貧しさは次の世代へと。
これを注意するのは、テクニックと忍耐が必要。
日本人には信じられない事ですが、
育ってきた中で、
注意(社会的ルールの存在など)された事が無い人間を注意するのですから。
全く想像もつかない、リアクションがあり、
時に事件としてニュースにもなります。
この国へ来て、本当に躾は大切だ、と実感します。
この夜は、幸い疲れ切っていて眠れましたが。
検便、検尿の細菌などを診るため、もう一泊。
妻のチップンデールのショートソックスを見ていて、
ボク「このリスってさぁ~、」
妻、
「それ、タスマニアデビルですよぉ~」