トロピカルは、瓶の結露でハッピー | 浮世離れした、半世捨て人のブログ

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“ 暑くて、やってられねぇ〜 ”

タリサイ市、ジプニー通り

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ここでも見かけるようになった電動トライシクル

4kmまでは(テキトーですが) 8ペソ

このエリアで30台くらいは走っています。

値段は現金 96,000ペソ、

3年ローン 129,000ペソ (ドライバーお父さんはこのコース)

バッテリーが少し残っての充電は4~5時間

完全に空になって10時間

お父さん「電気代が上がったダヨ~」

節電のために、夜間無灯火です。







昨日の続編、

クラーク 男子 10歳が泣いています。

やはり、泣き続けます。

そこへ、ジッド8歳、ジョゼフ11歳、が近づいて来て、

クラークを挟み、即興のラップ調の歌とリズムに身体を合わせます。

クラークをからかい始めたのです。


今年3月11日、

ボクが初めてここへ来た時にジョゼフは

「5ペソ、くれない?」と訊いてきた子供です。

面と向かって、手のひらを見せられたのはこの時が初めてです。

キリストのお父さんが、彼と同じ名前なのが皮肉です。



今、このスクワッターゾーンの子供たちの中で

ボクと一番親しいのもジョゼフですが。



以前ならば、ボクに「手のひらを見せた」子供は、

それ以後絶対相手をしなかったと思います。

その子供と、なぜ親しくしているのかはボクにもよく分かりません。



ジッド、ジョゼフの2人はクラークへの攻撃の手を緩めません。

クラークは泣きながらジッドへつかみかかりますが、

ジッドの方が一枚上手で、軽くかわされます。

クラークが石を掴み、投げるポーズをすると、

それは、ジョゼフを更にハイテンションにし、

歌声をはり上げ、身体をシェイク、

かなりノッてます。

クラークも負けずに、石を投げつけます。

逃げながらも、歌い続けるジッドとジョゼフ。

目を閉じて聴いていれば、いいリズムだと思ったことでしょう。



子犬のじゃれ合いのように、小さな争いはスッと終わり、

好きなテレビ番組の続きでも観るかな、

そんな感じで、また遊び始めます。

「わだかまり」や「恨み」は無さそうですが、

それはボクが気づかないだけ、かもしれません。

それとも、子供とはそういう生き物なのでしょうか?



少し記憶を手繰ってみます。

ずいぶん前のことなので、


サンミゲル ビールの力を借りる必要がありそうです。