庭の草木は湿ってる。
幼稚園教諭の同級生にたのまれて
日に日に花も育っております。
雫に濡れた葉っぱから
巻貝の背中を摘んで
キューっとそこから外すとき
一瞬心が痛むけれど
未来を背負うこどもたちの
心を育むために
一肌脱いでおくれと
人間勝手な理屈でごまかし
何匹か招集
大切に育ててもらえることを信じてますよ。
仮の住まいにいっしょにいれておく
紫陽花の葉をとりに
もう一度植え込みに手を伸ばした時
あら。
そしてもう一匹
隣接する住宅街の調整池で
鳴いているのは知っているが
まさかこんな近くに
住んでいたとは。
草刈りの仕事に出かける前の
甥っ子を呼び止め
シェア。
彼いわく、ここに何年かいる住人らしく
以前土堀をしたら(冬眠中?)
出てきたこともあるらしい。
「だから、薬は撒いたらあかん」
ときっぱりいうことばを聞いて
なんだか嬉しくなったよ。
おばちゃんは。