
私はなれる派
あくまでも私にとってだけれど
何事も始まりよりも終わりが大事なのであって
映画においてはファーストシーンよりもラストシーンがやはり
あの暗がりから覚めるときの気分を大きく左右するのであって
スピードより重要なのは着地
と歌うのはくちばしのうたなのである。
全く同感。
始まりは何だって良い。
何となく始まることなんてザラにある。ZARAには服がある。
芥川さんの河童の胎児のように生まれる生まれないの選択が出来れば良いものの
人間には不可能だ。始まりに選択の余地は無い。
ただ、終わりを選ぶ余地はある。
友達であったにしろ赤の他人だったにしろ
自分の死を見届けるに至るか否か
もしくは相手の死を見届けるに至るか否かが
何よりも重要なのだと、思う。