現在は、個の時代、心の時代とか言われるけど、実態は
ネオ宗教ブームだなと感じています。


宗教と言われてピンとこない人ほど、実は宗教(確固たる心の拠り所)を渇望してるように見える。

だけど、その確固たる宗教(を名乗る所)は形骸化し、単なる非課税事業になっちゃってるから、信者も形骸化してる。

で、次なる拠り所を探し、なければ創り出す。

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多くの人が好きな「スピリチュアル」

カルチャーだと思っている人が大半だとは思いますが、この中に多くのネオ宗教が含まれているような印象です。

二昔前までなら、オカルト視されていた分野が、ファンタジーのベールを纏い、苦しい修行不要でカジュアル感を打ち出したら、たちまちブームになりました。


宗教という、総称の古臭さを、スピリチュアルという異国文化チックなカタカナに変えただけ。

拡げ方や考え方、集金法など、まんま新興宗教の手法だったり、限りなくお手本にしてたりする。

日常生活で宗教に触れたことが無い、都市部の核家族や若い世代ほど、無自覚にネオ宗教に入信してるなぁと、見てて思います。

(自分がソレに対して、依存、自己犠牲、奉仕の美化がある場合は信者になってます。)


宗教は個人の自由なので、他人がどうこう言うことではありません。

本人にとって生き甲斐になったり、プラスになるなら大いに結構なことです。

ただし、その言動は最も自己責任が問われるものとも言えそうです。