今朝の中日新聞にあった記事。

回想法を認知症高齢者のケアに活用している、特別養護老人ホーム
愛知県高浜市「高浜安立荘(あんりゅうそう)」



記事冒頭には
「高齢者の昔話を丁寧に聞き、思い出を引き出して脳を活性化する心理療法の一つ『回想法』が、医療、介護の現場で活用されている。(中略)実践の現場には、支える側と支えられる側の立場を超えた豊かな人間関係が育まれている。」

昔の出来事の『長期記憶』や、農作業・生活習慣など体で覚えた『手続き記憶』は、認知機能が衰えても残りやすいのは、ご存じ方も多いでしょう。

回想法はこの記憶の引き出しをコミュニケーション向上に繋げるものですが、聞き役がうまくリードする事がキモ。

話し手の内容に共感、支持、理解を示し、評価や勝手な解釈はしない。
あくまで思い出を語りやすく、また周りも聴きやすくする場作りが重要ですね。

簡単なようで、結構難しい役どころです。

…………………………

この回想法に似て、更にスムーズで具体的な場の共感を促すのが、色記憶をプラスした『色カルタ』クオリアゲームです。






認知症ケアは勿論、どの世代にとっても感性トレーニングとして普段から活用できるちょっとした脳トレ。

色カルタ、クオリアゲームは、NPO日本パーソナルカラー協会のカラーリスト、三浦南海子先生が提唱されています。

4月は東京。
5月は大阪で、リーダー養成講座が開かれます。

http://p-color.jp/carta.htm←こちらをご覧ください

介護職の方自身のケアにも繋がるこの講座、ご興味ある方は参加お勧めです。