友達とラインで雑談してて、思い出した春の風景。

一面のレンゲ田。



そう言えば、最近は稲作田でも殆どレンゲを植えてるトコ見なくなりました。

私は家を田んぼに囲まれた農村で生まれ育ったので、物心ついた頃から春には田んぼがレンゲのピンクに染まるのが当たり前の風景でした。

今は肥料も安くて良い物が出来たから、わざわざ手間暇お金のかかるレンゲの栽培までしなくなったのですね。

(田んぼのレンゲは観賞用でなく、緑肥といって、土の質を良くする為に田植え前に鋤き込むためのものです)

幼い頃は、田んぼのレンゲを摘んで冠や首飾りを作ったなぁ。

見て綺麗、蜂や蝶の蜜にもなり、肥料にもなって、害がない。

エコって言葉がなかった時代は、生活そのものがエコで意識することもなかったから。

言葉を作らなければならないってことは、ホントは有るべきものを失ったからなんだなぁと感じた春の日。

※レンゲ田復活の動きがあるみたいですね。

http://plaza.rakuten.co.jp/yasujirou/diary/200905230000/