図書館で借りた本
「臨床美術」認知症治療としてのアートセラピー 金子健二 編



(隣の本も目ウロコことば一杯でオモロそう)

まだ、ザッとしか見てませんが、ハッとさせられる文も見られます。


ところで。

世の中でアートセラピーの定義とは何でしょう。

思えば、確立された定義など無いように思います。

数通りの解釈があって、どれもそれなりのコンセプトがあって。

それはもう、一言で表すと

何でもあり。


だけど
何でもあり。ってのが、一番めんどくさいのはどの世界にも言えること。


制約しない
決めつけない
自由(受容)

これはアートセラピーのワークショップを行う基本ですが、ホントに無限に自由ってありえませんもんね。(時間や空間の制約は必ずありますし)

ファシリテーターの度量と判断で、ワークショップが作業療法で終わるかセラピーとなるかも分かれるということ。

※個人的には作業療法がセラピーに劣るとは思いません。まずは作業療法が必要な場合もあります。


ファシリテーターの必須スキルは、心理学でも美術知識でもなく、アタマの柔軟性が筆頭に来ることは確かな気がします。