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走行中ねナビ席から写メで画質悪くてごめんなさい、CAZです。
さていきなり本題です。
通常、明るいところでは、暖色系の色が注目を集め、目立ちます。
昼間に営業している店の看板は、赤やオレンジ、黄色を使用している物が、断然見つけやすい。
ただ。
夕暮れ時(薄明視)には人の視神経の働きが少しアンバランスになります。
昼間ハッキリ見えていた赤やオレンジなどがくすんで見え、あまり目立たないと言われる寒色の青が冴えて見える状態になります。
専門的にはプルキニエ現象といいますが、名前を覚える必要はありません。
ただ、薄暗い中で人間の視感覚が変わると言うことを知っているといないでは、事故率も変わるかもしれません。
更に、青は収縮色で遠くに感じ、白は明るいので背景が濃いととても目立ちます。
飛び出して大きく見える効果もあり。
このことから、昼夜に関わらず、道路標識は、青背景に白文字。
昼間は青の背景に白で文字や矢印が確認しやすい。
また、雨や薄暗い時間帯にも見つけやすい青を背景にすることで、時間帯に関わらず見つけやすい。
夜は、ヘッドライトに浮かぶ白文字がより映えます。(夜のライトでは昼間ほどの明るさがないですが、写真のように、標識は認めやすいですよね)
こんなところにも、色彩の効果はしっかり利用されているんですね。
周りにも色んな色彩生理を利用したものはたくさんあるので、注意して見ると面白いですよ。
CAZ