私が10年以上Kpopアイドルのファンであることは
ブログでも何度もお伝えしていますが

近年のKpopでは
リリースする曲のコンセプトや公開されるMV
またアイドル達自身の意識や関心も含め
ジェンダーや差別に対する関心度が
とても強く浸透してきているな
と感じています


それを言語化して説明するには
私の知識が足りず、今は難しいので
これからきちんと
理解を深めて行きたいところですが…

女性の主体化とLGBTQへの理解に関しては
日本のそれとは全然違うレベルで
関心が進んでいるんだな
と感じる機会が多々ありますし

少し前に起こった
アメリカの黒人差別に関するデモの際も
韓国では多くのアイドルや芸能人が関心を持ち
声を上げました


私にとって好きであり続けた存在の中に
たまたまそういった人権意識が添い始めたことで
私自身も差別や人権問題について
考える機会が増えました

それは本当に偶然の産物で
Kpop界隈でオタクをしていなかったら
それらへの意識も関心も薄いまま
生活していただろうな、と思います


特に性に関する意識は
日本より他国の方が進んでいるのは
事実だと思っています

その点に関しては
日本が如何に閉鎖的で意識が停滞しているか
考えなければいけない時が
すぐそこまで来ていると思っています


今、自分達の暮らす国で
差別が起こっていないと思う方が
もしいらっしゃるなら
今一度立ち止まって考えてみて欲しいです

世界は広くて
あなたの知らない事実が沢山転がっています

ここでは
日本では無いが他国ではある差別、ではなく
他国から見れば異質な日本の風潮、という視点
のことを言っています

人を傷つけたり、抑圧していたりする
事実すら知らないのは罪です

そもそも自分の中に横たわる価値観が
意図せず優劣を生み出しているかもしれない
ということを見つめ直す時が来ていると思います


日本はダメだ、と言いたいんじゃないんです

気づいていない事実や
それが許容されることに違和感を持たないこと
それらがアップデートされないことが
問題であると認識する必要がある
と感じていることを強く伝えたいです


今の日本は
『無知の知』から始まると思っています

世界のカルチャーに
手軽に触れられる時代になったからこそ
気がつけることはきっとありますし
そこから世界が優しくなることもきっとあります


今声を上げ始めた人達の思いが
10年後、20年後の未来を生きる人達の
権利になっていることを願います