私はもう強くなりたいとは思わないし
弱さを抱えた自分を愛おしく思えるところまでは
何とか辿り着けています

強さに胡座をかいて驕るより
弱くても、世界や他人に優しくありたいです


そもそも「強さ」が何なのかって話なんですけどね

例えば権力とか、他人に対する優位性とか
周りに対する鈍感力だとか
そういうものだとしたら
私は要らないかなって思います

「強さ」は正義や正解ではないですし
それは他人を傷つけたり
コントロールしたりしていい
免罪符にはならないので

それくらいだったら
繊細で弱っちいままでも
沢山のものに気がつけた方が嬉しいし
弱いから分かるものもあるような気がしています


神経質で、打たれ弱くて
周りに振り回されがちな私ですが
そんな私だから拾えるものや気がつけるものも
絶対ある自信はあります

程々に鈍感なのも
自分にとって快適かもしれないけれど
今あるアンテナを畳む形になるなら
今はとりあえずいいかな

気がつけることが
ほんの少しの自信とアイデンティティなので

今の私からそれが無くなってしまうよりは
このまま上手く付き合う方法を見つけたいです


私は弱いです

それは自分で、自分に対して思います

でもその弱さ故
出来ることがあるのなら
それは意味のあるものだと思えます


とにかく優しくなりたい、優しくありたいです