病気になってからの私は
兎に角『如何に可愛がってもらえる人になるか』
を追求して生きてきた側面があります
元々は典型的長女気質で
甘え下手なので
「大丈夫です」「頑張れます」とすぐ言って
「甘えてちゃダメ」
「自分で何とかしなくちゃ」
と思ってしまいがちですが
病気と付き合う時間が長くなるにつれて
日常的に「ありがとうございます」と
「すみませんでした」をサッと言えて
兎に角素直に、誠実に、あたたかに
人と関われる人間になろう
というのを常に頭に置いた上で
頑張るのが難しい場面で
甘えさせてもらえるところでは
「ありがとうございます」と頭を下げて
それとは別の場面で私なりに他の方の力になろう
と切り替えられるようになってきました
みんな一人で出来ることには限界があるけれど
私の場合はそれが他の人よりちょっと狭くて
無理に広げようと思うと
ペシャンと潰れてしまいます
人に頼らなければならない時
もしくは手を貸して貰えたら何とかなる時
頭を下げてお願いして
「この子なら助けてあげようかな」
と快く思って貰えるような人間であることは
私が生きていく上では凄く必要なことだな
と思っています
そういう時の他人の感じ方は
日頃からの信頼関係が凄く大きく関わるので
周りの人が好感を持って関わってくれるような
魅力的な人間でありたいなと思います
幸い今の私の周りには
優しい言葉をかけて
優しく関わってくれる人が沢山いて
沢山の方の優しさに助けられて
何とか生活できています
今恵まれている事実に感謝しながら
甘んじずに生活していきたいです