最近、Official髭男dismさんの『ビンテージ』

がマイブームです。


かなりポピュラーな曲のようなので

聞いたことがある方も多いかもしれません。



先日彼氏とテレビ電話していたら

電話の向こうでピアノで演奏していて


メロディが耳に残って気になったので

改めてじっくり聞いてみたところ

こんなに素敵な歌詞だったんだ…!

と胸を打たれてしまいました。



1番のA,Bメロの歌詞が大好きなのですが


その中でも


キレイとは傷跡がないことじゃない

傷さえ愛しいというキセキだ


の一節が特にお気に入りです。



“傷”は、自分が受けた傷かもしれないし

誰かを傷つけたことを悔いたものかもしれない

何かへの後悔や痛みかも


毎日いっぱいいっぱいに過ごしていると

傷を作ることが怖くなってしまうし

作ったその時には痛くて、しんどくて

抱えていられるかと嘆きたくなるけれど


振り返った時に

これがあっての私だと愛せるものになったら

こんなに素敵なことは無いですよね。



上手く言葉に出来なくて

陳腐で安っぽくなってしまうことが悔しいけれど。


きっと、私の言葉がなくても

あの一節を見た方それぞれ

馳せる思いがあるんじゃないかなあ

なんて思います。



この曲全体のイメージは

僕と君が共に過ごして

思い出を重ねていくことへの

“僕”の思いや願いを込めているものなのかな

と解釈しているのですが


ここでもうひとつ素敵なのは

僕と君の関係性が断定されていないところです。


僕と君は

愛する家族にも、

大切な友達にも、

愛しい恋人にも

他の誰かにでもなれる。


その時々大切なあの人を思って

誰かの宝物になってくれる懐の広さもまた

いいなあ〜!と思っています。



よければ

これを見た皆さんも是非聞いてみてください。