今日の内容は
疲れている人には辛いものかもしれないので
そういう人はそっと閉じておいてくださいね
私の隣にはいつもキシネンリョってやつがいた
何かあっても、何もなくても
鬱々としたそれはいつも隣にいて
囁く声の大小はともあれ
いつもいつも誘惑した
辛いことがあるとそいつはすぐに顔を出す
時々あまりに耐え難くなって
大切な人達へ手紙を何通も書いた
泣きながら書いているうちに疲れ切って
頭がぼーっとして眠くなって
泥のように眠って
起きたらどうでもよくなって
そんなことを何度も繰り返してきた
「死にたい」は悪だという思いが強くて
「死にたい」感情を持っている自分に
嫌気がさして仕方がなかった時もあった
でもだんだん声を大きくするそれを
無いものにするのはあまりに難しいので
キシネンリョを利用してやることにした
死のうと思えばいつでも死ねる
は、私にとって今も救いだ
辛くて耐え難い時
「どうしようもなくなったら死のう」は
私がその場をやり過ごすための
時間をくれるようになった
「死にたい」と思ったって
その時死ななければ私の勝ちなのだ
生きているのなら
生きていかなければならないから
生きていくための術にすがりつく努力は
ちゃんとしてきている
歳を重ねた時のために
今を丁寧に重ねているのも事実なのだから
でも、何も出来てなくたって
それはそれでいいの
生きてればとりあえずオールオッケー
「死にたい」人にとって
感情自体を否定されるのはとてもしんどい、多分
死にたくても死ななきゃそれでいいの
思うのは自由なの
支配され続けるのはとてもとても苦しいから
出来ることならそんなものは
捨ててしまえた方がいいけれど
抱えていることは悪ではないことを
ここに認めておきたい
死にたくてもそれはそれでいいのよ
それでも今日生きてる私たちは偉いの