今回国を挙げての大きな事態になり
改めて、そして遅ればせながら
自分がどれだけ自国の政治に
無頓着に生きてきたかを
思い知っています
成人して数年
18歳以上(私の時はまだ20歳以上でしたが)の
全ての国民に無条件に等しく与えられる
国や自治体のリーダーを決める
権利そして義務に対して
自分のことなのだから
きちんと意見を表明しよう、という気持ちで
選挙には足を運んできましたが
言葉通り、足を運んできただけのようなものでした
本当に、真剣に
政治に対して関心を持って情報を集め
自分の住む国や地域を任せるのには
どの人が相応しいか
私はどんな社会を望んでいて
それを表明し、行動してくれる人は誰かと
考えてきたかといえば
とても自信を持ってイエスだなんて言えません
せいぜいが投票前にニュースや広報を見て
目や耳に入った情報に
自分が同意できるかどうかくらいです
今の私に各所のリーダーに
意見し、批判できるだけの権利は
とてもありません
危機的状況に立ち
改めて自分の人生は自分で責任を取るしかないな
と強く感じています
それは自分の生活や人生設計や意識としては勿論
自分の住む国や地域を任せる人を
選ぶことも含め、です
自分が生きていくことに
自分自身が当事者意識を持って
選択していかなければいけないな
リスクマネジメントが必要だな、と
勿論生きていればイレギュラーな事態は起こります
私で言えば病気の発症はその最たるものでしたし
今回の新型コロナウイルスのパンデミックもまた
イレギュラーな事態に含まれます
そういう時国民が路頭に迷うことがないよう
国は社会保障やセーフティネットを
用意してくれてはいますが
それでも、個人の全ては保障してくれません
お金は無限ではないから
寧ろ今日本はただでさえ経済的に厳しい
健康で文化的な最低限度の生活保障は
国が基準に則ったものでしかなく
それらを国民の意見を基に最終的に練り上げるのは
私達が選ぶ人達です
今回『事態が起こってから気がついた』という
後出しな形になってしまったことに猛省し
今の私が、今からの私ができることを
自分で考え、意見を持ち、知識を得
自分や、自分の大切な人
もっと言えば誰かにとって大切な人を
守っていくしかありません
「やらなかった」ことを嘆いても戻ってきません
「やってくれなかった」ことに縋るのは
もっと仕方がありません
今は自分のことは自分で考え
今の国は現職のブレーン達に任せるしかありません
一人ひとり考えましょう
勿論私もです