自分の中で意識することが増えると
その視点を外側へ向けることも増えるので
周りの人を見た時に
そこがすごく気になるようになります
それがすごく魅力的に映ると
この人とても素敵…!と思うし
自分にとっては大切にしているそれが
粗末にされているのを見ると
あぁ、と何だかガッカリしてしまう
そして、そのうちに
それらが人を判断するひとつの指標に
変わっていくような気がするんです
人を判断する価値基準は
全て自分の経験に基づいたものだと思っていて
自分が過ごしてきた中で
重要な意味を持ってきたことは
そのまま自分にとって重要なこととして根付くし
他人には寛容なつもりでいても
やっぱり気にして見てしまいがちです
私で言うと
きちんと挨拶ができること
感謝と謝罪ができること
字を丁寧に書くこと
箸をきちんと持つこと
手を抜かずに取り組むこと
計画的に進めること
人の話を誠意を持ってきちんと聞くこと
良し悪しなのだろうけれど、
他人のために自己犠牲を払えること
引き際を見極めること
…他にも色々あるけれど
自分に厳しくなればなるほど
他人に対しても厳しくなるな
とは日々すごく感じています
他人は別、とは思いつつ
自分に対して許せないことは
他人に直接求めるかどうかは別として
やっぱり見てしまいますし
粗末にされるとムッとします
気がつくと
そんなの当たり前のことでしょう
と思ってしまいがちですしね…
自分にとっては
当たり前のことだから
ついつい切り離せなくなってしまいます
そこを切り離すのが難しいんですよね
自分に厳しく、他人に甘く
なりたいのはきっと誠実で
寛容な人間である私で
そうなるまでの道のりはまだまだ長そうです