バレてるかもしれませんが
完璧主義者なんです、私
他人に対する「まあいいんじゃない?」は
多分割とできる方だけれど
自分に対する「まあいっか」はまるで出来なくて
妥協しない、と言えば聞こえはいいですが
身を削りながら動く日本文化を
具現化したような人間です
もう随分前から
気持ちも体も追いつかなくなってしまったのに
小さい頃からの習慣は
なかなか簡単には形を変えられませんね
このくらいでもいいか、上々だな
と自分にOKを
出してあげられるようになりたいです
今の私は当初定めたひとつのOKに辿り着いても
「いやでもここがまだ…」と
自分で粗探しをしてしまって
ゴールをどんどん遠ざけてしまいます
それで質が良くなることも勿論あるので
悪いことばかりだとは思っていませんが
それで自分が擦り切れてしまっては
意味が無いな、と
最近は
上手に手を抜くことも絶対悪ではないな
と思うようになりました
何から何まで全力投球していたら
あっという間に疲れてしまうな…と
自分を守るために
そして、むしろ周りのために
程々に済ませておくことも
ひとつの手だなと学習しました
努力できることは才能だ、とか
頑張っていれば
どこかで誰かが必ず見ていてくれる、とか
教えてもらってきたことは全部
きっと間違いではないです
そしてその言葉に忠実に生きてきた私には
それらはもうアイデンティティです
でも…私は私の守り方を覚えなくちゃ
だって、誰も守ってなんてくれない
私しか私を守る人はいない
だれも私の人生に責任なんて取ってくれない
それを子供の頃に私に
言葉で教えてくれる人がいなかったのは
ある意味とても幸せなことで
ある意味とても不幸せなこと
…だったのかもしれません
人生の舵を握らなければいけない今
自分を守るために手放さなければいけないことも
意外と沢山あるのかもしれません