病気になってから早7年
そろそろ8年目に突入した頃だと思います


病気になったあの頃から私は何か変われたのか
最近はそんなことばかり考えています

7年間で私は少しは前に進めたのだろうか


相変わらずその場凌ぎの薬を毎日飲みながら
私自身が変わらなくては、と
自分の生き方や考え方や価値観や
向き合い続けてきたつもりだけれど
私は少しは良くなっているのだろうか


一日の大半は家で過ごして
パソコンや教材に向き合ったり、
家事をしたり、愛犬に癒されたり、
疲れたら眠ったり

ちょっとだけバイトをしたり
そしてたまに出かけたり

そんな生活も7年


家から一歩も出られず
毎日正体不明の何かに怯え続けていた
あの頃から考えれば

毎日勉強出来ていることも
ちょっととは言えバイト出来ていることも
家事を進んでするようになったことも
泊まりがけで外へ出かけられるようになったことも
大進歩だけれども

私が7年かけて進んだのがこれだけか
と寂しくて、悲しいのも本音です


焦ってもいいことはないと分かっていたって焦る

私は一生一人で生きられないのではと
しょっちゅう不安になります

それでも今の私ができることを
ひとつずつ積み上げていくしかありません

いつか来る、その『いつか』を実現するために


情報が多いところへ出るとすぐに疲れてしまうし
聴覚過敏で人混みや音の大きいところは苦手
幻聴と一人で喋っている時もある
ストレスが強くなると倒れてしまうし
情緒だってやっぱり不安定

それはきっと一生治りはしない
だから『障害』

社会で揉まれるにはたいへん生きづらい


それでも生きていかなければいけないし
生きていくしかない


私が7年かけて見た景色や味わったことが
私の、そしてあわよくば誰かの
何かになって欲しくて
無駄なものだと思いたくなくて

それもあってこうして
人目に触れるブログに
ちまちま書き残しているのもあります


神様は乗り越えられない試練は与えないなら
私は少しは神様に見込んでもらえたのかしら

私の目を通して見える世界が
なんだかんだあたたかいのは
神様の心ばかりのプレゼントかしらね


希望と諦めを同時に抱えながら
与えられたカードを必死にさばいて
今日も、そしてこれからも
私は病気と共に生きていきます

未来は明るくありますように