ブログで何度も書いていますが
私が病気を発症したのは16歳の秋で
その後何年も外へ出るのが難しい時期が続いたのと
他の周りの友達のように
高校時代、そして高校を卒業してから
自分たちで遊びに行くという経験をする機会が
なかなか無かったんです
家族の心配も強くて
遊びに出るにしても
『家族が動ける時に』『家族が動ける範囲で』
というのが暗黙の了解になっていたので
いつも家族の目の届くところで友達に会っていた
というのもあります
去年の夏に彼とお付き合いを始めてから
初めは「普通に出かけたい私」「心配な母」で
度々バトルを繰り広げながら
生意気に強行突破もしながら(笑)
彼や仲良しの友達と遠出する機会も増え
今は半ば諦めつつ送り出してもらっています
そうして出かけるようになって感じたのは
年相応に遊ぶ経験って本当に本当に大事!
ということ
出掛けるようになった初めの頃は
遊び方が全然分からなかったんです
遊んできた経験が乏し過ぎて
遊びに行く目的の探し方から
行先でご飯を食べるところの探し方
宿の探し方、予約の方法、支払い方法
移動手段の調べ方、決め方、その使い方
というかそもそも同世代の子達は
どんな風に遊びに出ているのか
他の子達が
「何となく」「当たり前のことのように」
進めていくその過程が
私には全部馴染みがなく、分からないことで
今思い返せばほぼ丸投げに近かったと思います
好きな人達に会いたい!
遊びに出たい!旅行にも行ってみたい!
でもそれを実行するだけのhow toが
それまでの私にはまるでありませんでした
誰とどこへ行ってきます
何時に帰ってきます、と
家にメモを残して友達の家へ遊びに出ていた
小中学生の頃以降から
私の遊ぶ経験は止まったままでした
先日の三連休で母と出かけた時
私のプランの立て方に違和感を感じた
という話になったのですが
改めてこんな話をした時に
母、そういうレベルの話だったのかとビックリ
そうだよ
私そのくらいあなたの手の中で動いていたのよ
自分の自由と責任で動く経験は
まるでしてこなかったし、してこれなかったのよ
今の時代スマホで何でも調べられますが
調べ方や活用の仕方のhow toが
経験とまるで合致させられなかった私は
最近ちょっとだけ遊び方や計画の立て方を
身につけ始めたところです
文明の利器が手元にあっても
実際動いていく体験が抜け落ちてると
便利なそれも使いこなせないんだなと
それはあくまで道具でしかないんです
経験がないって怖いし
経験って大事なんだな
と改めて思い知ったことでした
今月末は東京で女子会計画を立てていて
最近はそれのプラン詰めに盛り上がっています
外で色々な経験をして
楽しいことも沢山して
世界が広がる面白さを
身をもって体験している今日この頃です