挨拶をきちんとする
箸を正しく持つ
きれいな食べ方をする
字は下手でもいいから丁寧に書く
相手に伝わるように話をする
ごめんなさいとありがとうはきちんと言う
他の人が嫌な思いをするような狡い嘘はつかない
中途半端なことはしない
時間をきちんと守る
お金の管理をきちんとする
私が小さい頃から
両親に繰り返し教えられてきたことです
もちろん他にもあるけれど
これらは二人共同じように
言い続けてくれたように思います
物心つく頃から
繰り返し色々な場面で言われてきて
今となってはごく当たり前に
習慣となったそれらが
社会で生きていく上でどれだけ大切なことかは
少しだけ世界が広がってみた今思い知っています
社会で必要最低限とされるそれらを
当然のものとして
どの場面でも同じクオリティでやることは
意外と簡単ではありません
それらが私の中で不動の意識になるまで
言い続けてきてくれた両親には
本当に感謝しています
家族と過ごすことや家庭にいる時間が
苦痛で仕方がなかった時はあります
この家に生まれてきた運命を
恨めしく思う瞬間も今でもあります
でも、それでも離れることまで考えないのは
私自身が確かに愛されてきたことも
きちんと分かっているからだと思います
生活に困るような思いをせずに
育ててもらってきたこと
自分のために努力できる環境や時間を
当たり前にもらえたこと
きちんと学習の機会を与えてもらえたこと
親として当たり前のことだ
と言われてしまうかもしれませんが
その当たり前を当たり前のこととして
提供してくれた両親に心から感謝しています
私を一番苦しめたのはきっと家庭ですが
私が苦しい時に一番側で支えてくれたのも
また家庭です
帰ってくる場所があることに
すごく安心しています
なんて、そんなことをふと考えた今日です