私は社会から離れ過ぎてしまったんだな
と思うことが増えた

暗黙の了解とか
その場のノリに合わせてみるとか
そういう会話のhow toがまるで分からなくなった

笑って流すくらいのことはできても
キャッチボールがあんまりうまくいかない


つまんない
面白くない
そんなんじゃ社会で生きていけないよ?

が、なかなかにグサグサ刺さった

おっしゃる通りすぎて


いろんなことを考えて話そうとしすぎて
何も考えずに話をすることができなくなった

自分の中で信じてるビジョンは
割とはっきりあるつもりだけど
それが社会に適合するのかと聞かれたら
もう、全く分からない


どこまでは踏み込んでいいか
どこからは踏み込んでいいか
どこからは踏み込んじゃいけないか

分からなくなりすぎて
ふざけるのが下手くそになった

この“分からない”が
社会じゃ異様な要素なんだろうな
なんて考えたら

自分が社会不適合者と
言われる部類の人間であることが
急に現実味を帯びて
なにかがグラッと形を崩した

なりたくなかった姿に
自分がなってしまってるのかもしれない
目を背けてきた現実に
無理やり向き合わされてしまった気分だ


不用意に他人を傷つけるくらいなら
黙った方がマシだ、と言い聞かせて
黙り込んでしまうことも増えた

その状況も本当はよくないとは
分かってはいるけれど

その間自分の感情は
ちゃんと言葉として存在して
マグマみたいに噴き出してるんだけど
口に出したら終わりな気がしてならない

他人に耳障りのいい言葉を
選ぼうとするようになった


ふざけんなクソ、とか
お前になにが分かるんだ、とか
胸糞悪いな、とか

汚い言葉だって幾らだって噴き出すけど
とにかく口から出すことをやめた

冗談でも言いたくない
やりたくない、と思うことは全部やめたら
いつの間にかつまらない人間になった

その場をうまくやり過ごす代替方法も
今の私には持ち合わせてないから
やりたくない意思表示ばかりが増えて
嫌な奴になった


考えて、考えて
ありたい姿ばかり膨らんで
そこから外れたくなくて

でもそれが現実可能かどうかの指標は
持ち合わせてないから
ズレまくってることにハッとした


普通にはまりたいと思いながら
私はどんどん逆走してるのかもしれない

そうか、今の私は
世でいう社会不適合者なのか

あー認めたくないなぁ