傷ついたときは そっと包みこんでくれたらうれしい
転んで立てないときは 少しの勇気をください
想いはずっと届かないまま 今日も冷たい街でひとり
ココが何処かも思い出せない
終わらない夜に願いはひとつ
“星のない空に輝く光を”
戻れない場所に捨てたものでさえ
生まれ変わって明日をきっと照らす
星屑のなかであなたに出会えた
いつかの気持ちのまま会えたらよかった
戻らない過去に泣いたことでさえ
生まれ変わって明日をきっと照らしてくれる
眠れないときは
そっと手をつないでくれたらうれしい
夜明けは来るよと 囁いていて 嘘でもいいから
願いはずっと叶わないまま 今夜 星座を連れ去って
消えてしまった もう、戻れない…
終わらない夜に願いはひとつ
“星のない空に輝く光を”
今は遠すぎて儚い星でも
生まれ変わって夜空をきっと照らす
星屑のなかで出会えた奇跡が
人ゴミのなかにまた見えなくなる
戻らない過去に泣いた夜たちに
告げるサヨナラ明日はきっと輝けるように
こんなちいさな星座なのに
ココにいたこと 気付いてくれて ありがとう
終わらない夜に願いはひとつ
“星のない空に輝く光を”
戻れない場所に捨てたものでさえ
生まれ変わって明日をきっと照らす
星屑のなかであなたに出会えた
いつかの気持ちのまま会えたらよかった
戻らない過去に泣いたことでさえ
生まれ変わって明日をきっと照らしてくれる
今回紹介するのは
私が好きなアーティストのひとり
Aimerのデビューシングル【六等星の夜】です
眠れない夜は
最後はいつもこの曲に行き着きます
歌詞を読み込んでも
この曲が幸せを歌ったものなのか
悲しみを歌ったものなのか
ハッキリとは分かりません
Aimer自身も
「幸せを歌っているわけではない」とも
「悲しいだけの曲ではない」とも言っており
「意識して“真逆の言葉”を閉じ込めた」
「聞く人によって歌詞の意味が異なる曲になって欲しい」と語っています
だから
その時の自分が
どんな感情を抱えているかによって
この曲がどんな風にしみるかは大きく異なります
でもどんな風に聞こえる時も
不思議と嫌な気持ちにはならないんです
夜の静けさ
漠然とした寂しさ
でも遠くに夜明けも感じるような気持ちに
私はいつもさせられて
Aimer独特のハスキーで
脆さを湛えながらもどこか芯を感じる歌声が
この曲の幻想的な世界観を
より惹き立てているようにも感じます
この曲が
眠れない夜を過ごす誰かの気持ちに
寄り添うものになれたら
私も嬉しいです