ひとつ前の記事に関連して…
自分の価値を落とす、ということ個人がその人自身に価値を見出す
いわゆる自己肯定感は
他人からの扱われ方が大きく影響するなぁ
とは常々感じていますが
自分自身の価値を見下げてしまう人が
自虐を繰り返す中で
本人の中でますます
自分を否定的に捉えてしまう構図も
よく見かける気がします
「ほら、私ってこうだから」と
自分で自分を落とすような
言い方をしてしまう人
見かけたことありませんか?
かく言う私もよくやってしまうのですが…
周りから
からかうように言われ続けた言葉が
自分のキャラクターとして
染み付いたような気になって
それを笑い話のようにネタにして
それを聞いた人は、また
自分を“そういう人”だというように見るし
“そうやって扱っていい人”だと判断する
その悪循環の中で
自分の魅力を見失っていく人を
私も何人も見てきました
逆に、他人を馬鹿にしがちな人が
やけに自信があるように見えたり
実際自信を持っていたりするのは
他人を見下げることで
自分自身を安心させているからかなぁ
と思ったりします
あなたは素敵だよ
魅力的な人だよ、と言ってくれる人は
年齢を重ねれば重ねるほど
周りから少なくなっていきます
褒められたら嬉しいのはみんな一緒なのに
褒めるより貶すことに
楽しさを覚えてしまったかのように
遠回しにマウントを取るようなやり取りが
水面下で行われることの方が
ずっと多くなっていくんです
そんな中で
自分さえも自分を見下げてしまったら…
謙虚な姿勢が美徳とされるこの国で
積極的に自分を売り込むのは
なかなかに勇気がいるけれど
それでも
誰かの価値を持ち上げるために
自分を落とす必要はないと思うんです
あなたは素敵で魅力的な人よ
だからそんな風に言わないで