少し前から話題になっていた
三つ子をワンオペ育児されていたママが
次男を殺害してしまった事件…
そのニュースを見かけるたびに
見ず知らずの私まで泣きそうになります
授乳は1日24回
睡眠時間は1時間
旦那さんは2ヶ月前に育休から仕事へ復帰し
実家は自営業のため頼りにできず
本人も鬱の症状に苦しみながら
同じ発達段階の子どもを同時に3人子育て
子どもの泣き声を聞いて
動悸と吐き気に襲われては
自分の太ももを叩いて殴って
何とか気持ちを鎮めて
必死に子どもと向き合い続けて…
様々な行政制度を利用しようにも
3人の子どもを抱えて移動をする余裕もなく
本当に孤軍奮闘し続けてきたようです
泣き声を聞くのに耐えられず
傷つけてしまった次男くんを
自身で心臓マッサージしながら
救急車の到着を待っていたママは
どんな気持ちだったんだろう…
何の罪もない次男くんの命が
奪われてしまったことや
ママが彼を傷つけてしまったことを
正当化するつもりは全くないけれど
それでも
ここまで追い詰められるまでに
本当に何も出来なかったのか、と思うと
もどかしくてたまらないです
1日だって、1時間だって
代わってあげられるなら代わりたかった
箱の中に3人の子どもと取り残された
ママの気持ちを考えたら
本当にやるせないです
ここにもしパパがいたとしたって
11ヶ月児3人のお世話なんて
手が足りないどころじゃなかったと思います
これはきっと多胎児ママに限った話ではなく
育てにくさを持ったお子さんのママだって
そうでなくても
そもそも日本で子育てするママたちは
ひとりで色々なものを
抱えざるを得ない環境に
問答無用で置かれているような気さえ
してきてしまいます
母親はスーパーウーマンじゃない
母である前に
体力にも気力にも限界の存在する
普通の人間です
母という存在になった途端に
キャパオーバーの労力を
四六時中求められる現代社会を
子育て経験のない私でさえ
理不尽さを感じます…
あと、最後にひとつ