先日、外へごはんを食べに出た時に
とある男の子が壁によじ登る光景に
遭遇したんです
小学校低学年くらいかな?
ドリンクバースペースと客席を仕切る壁に
飛びついてよじ登っていたので
おおぅやるな…と
思わず苦笑いしてしまったのですが
その後しばらく動向を目で追っていると
どうやら、グラスを取りたかったけれど
彼の身長では腕が届かなかったらしくて
彼なりに悪戦苦闘した結果
壁をよじ登る選択に
なってしまったらしいことに気がつき
慌てて立ち上がって
グラスを取って渡しに行きました
そこのドリンクバーは
ファミレスによくあるような
ボタンをピッと押す
機械のシステムではなくて
手前に自分で注ぐポット?が置いてあって
向こう側の一段高いところへ
グラスが積んでありました
そうだよね
大人より随分小柄な君の身長では
とてもじゃないけれど届かないよね…
でも、
「これでいい?」と渡すと
『ありがとうございます』と
お辞儀をしてお礼を言ってくれたので
壁をよじ登る選択は
確かに褒められたことではないけれど
きちんと『ありがとうございます』と
お礼が言える彼は
私はとてもいい子だなと思いました
親御さんも一緒に来ているだろうに…
とは思ったけれど
あとでお会計をする時に
その子の他に小さなお子さんを
連れている様子だったので
ちびちゃんふたりを抱えて動くのは
大変だったのかなぁ、とか
それはそれで色々考えてしまいましたが
なんにせよ
目の前に困っている子がいれば
それを助けるのが
親に限られる必要はないよなぁ、と
困っている小さな彼の力になれたようで
それに『ありがとう』と言ってもらえたので
気にかけたかいがあったなぁと
とっても嬉しい気持ちになりました
やっぱり『ありがとう』の言葉の力って
とってもすごい