私はもともとよく笑う人だし
いつもヘラヘラしていて
何も考えずに楽天的に生きているように
見えるかもしれないけれど

私は、
楽しくてももちろん笑うし
困っていても
悲しくても
しんどくても
イライラしていても
怒っていても
引いていても
笑っていたりするのよ


いつものようにヘラヘラしている裏で
自分の中で許容できない何かを抱えながら
自分の芯を守ろうと必死になっている時も
実はたくさんあるんだということを
大抵の人はきっと知らないんだろうな


言ってもうまく伝わらないなら
角が立たないように
当たり障りないように
笑顔でいることを選んで

なんとも思っていないように
それなりにその場を楽しんでいるように
仮面を貼り付けながら向き合っていることを
向かいにいる相手が知らないことだって
きっとたくさんあるんだろうな


昨日まであんなに元気だったのに、
と言われる人の気持ちが
痛いほど分かる瞬間ってよくある

元気じゃないけど
平気じゃないけど
元気で平気な私を求められるから
元気で平気な私でいるだけだ

私は嘘をつくのはド下手だけれど
そんな私だって
自分の感情を取り繕うのなんて
案外簡単にできちゃうのよ


気づかないんじゃなくて
気づかなかったんじゃなくて
気付こうという気がないんでしょ

今日もヘラヘラ笑ってるから
かけられた言葉が
向けられた態度が
平気だと勝手に思ってたんでしょ


自分が同じことをされたら
きっと悲しくなるだろうに

私は笑ってるからOKだと
勝手に思ってるんでしょ


私は過敏で気にしいだから
他人の言葉ひとつで
心が削れることなんて日常茶飯事よ

笑えないジョークに笑ってあげてるの
“あげてる”のよ、本当に


異常な程に笑う私の感覚が
“異常”だと気づいてもらえる場面はあっても
“変わったヤツ”だというレッテルが
無断で勝手に貼られるだけで

その“異常さ”が
外部情報の遮断法であるとは
誰も思わないんだもんね

いや、当たり前なんだけどね
知ったこっちゃないだろうけどね


私ももう少しだけ
存在を尊重されたいわけよ