日本では未だに
『家事、子育ては女がするもの』という
根拠の無い概念から
抜けきれていないように感じる
今日この頃です


私、この風潮ってすごく嫌いなんですよね…

色々な家庭の形があるので
一概には言えない部分もありますが

基本的には
母親もいれば、父親もいて
親であることはどちらも変わらないのに
なんで女性が請け負うのが当たり前なのか
私には全く理解できません


だから“育メン”というワードも
正直理解に苦しみます

父親が育児に参加することは
ごく当たり前のことのはずなのに
なんで特別視され、褒められるんだろう…

逆に、母親が同じことをして
特別だと思ってもらえる場面は
どのくらいあるのでしょう?

同じ瞬間に子どもの親になったはずなのに
母親だって親初心者なのに
どうして母親はできて当たり前で
父親は母親のサポートのようなポジションに
位置づけられているのでしょう…?


もちろん
世の中には育児に積極的に参加する
男性方がいらっしゃることも
私なりに理解しているつもりですが

ひとりで家事育児を抱えながら
悪戦苦闘しているママたちがいる実情も
私なりに感じていますし

それどころか
それに対して心無い言葉をかける人がいる
悲しい現実も垣間見ているので
なんだか悲しくなってしまいます…


ごく当たり前のことのはずなのに
何故理解されないんだろう?


男は外へ稼ぎに出て女は家庭を守る時代は
とうの昔に終わったのに

女性が働きに出たって
それで生活が成り立つなら
なんの問題もないのだから
逆に男性が家庭へ入って
家事や育児をこなすことにも
なんの問題もないと思うのにな

実際、女性は妊娠出産の期間に
働くことが難しいので
そういう意味では男性が働きに出る方が
その部分の懸念事項が
少ないのかもしれませんが…

妊娠出産は
女性が“女性”であるからできることで
逆に言うとその期間
子どもの命を預かることは
男性にはどうしてもできないことなのだから
役割分担のひとつとして
外へ働きに出るという考え方ではダメなのか
と思ってしまうのは
私が女性だからでしょうか?


子どもの生活リズムに合わせて
子どもの相手をしながら
家事をこなすって
本当に大変なことなのに

家にいる、というだけで
理解されづらいのってすごく悲しいですよね…


どうかもう少しだけ
世の中の男性にとって
育児が他人事ではなくなりますように


24時間365日、年中無休で戦うママさんたち
いつも本当にお疲れ様です