私は今までにも何人かの方と
お付き合いさせて頂く機会がありました
その時々私にとってその恋愛は
好奇心と、足りないものの埋め合わせ
というのが今となっては
一番正しい解釈だと思います
“恋愛”という刺激から
この日常を変化させる何かが生まれることな
望んでいたのかもしれません
あることに期待していても
なくても生きていけました
それは今でも私の価値観の中では
当たり前でありたいとおもっていますが
当時はそれが感覚的に当たり前だった
というか…
恋愛ってどこか本能的で
理屈が通用しない部分ってあるんだな
と、今彼と付き合いながら
とても感じています
側にいられない寂しさに
押し潰されそうな夜を
過ごしたことなんてなかったし
自分から素直に愛情を表現することを
あまり躊躇わなくなったのは
彼が素直でまっすぐに伝えてくれるからだし
私の力のなさを突きつけてくれたのも
彼と付き合う中で訪れた現実で
それに立ち向かうエネルギーをくれるのも
また彼だったりする
私は思った以上に何も持っていなくて
それでもそんな私を許容してくれる存在に
私は救われながら
このままじゃいけないと思った
これを世の中では
脳内お花畑のお嬢ちゃんだと
解釈する人もいるかもしれないけれど
私はそうして彼に
生きていく動機をもらっている
もちろん私が頑張る理由は
そればかりではないけれど
私が前を向く理由に
それがひとつあるという事実って
なんだか素敵で嬉しいと思う