我が家のお母さんは
交友関係のルールに割と厳しめな人
…のような気がしています
出かける時は
いつ、どこへ、誰と、
何時に出て、何時に帰ってくるのか、
晩ごはんの有無を報告して
泊まりに出る時は
宿泊先の連絡先と
一緒に行動する友達の連絡先を伝える、
友達にはお母さんの連絡先を伝えておく
そして、
異性と泊まりに出るのは
社会人になってから
私は親になったことがないので
親が抱える“心配”というものは
頭で感覚的に理解するしかないのですが
少なくとも今
22歳の娘である立場の私としては
そのルールはあまりに苦しいです
この間誕生日に彼と泊まりに出たのも
ルールでは本当はダメで
そうは言っても
誕生日にUSJへ行くことは
お母さんからそのルールを伝えられる前から
彼と決めていたので
今回だけはと行ってきました…
仲のいい友達に口裏合わせまでお願いして
出かけさせてもらったのですが
帰ってきたら
出先で友達と撮った写真を見せて、と
見せるまで何日も言われて…
お母さんも分かってないわけないだろうな
とは思っていましたが
そこまで詮索されて
追い詰められるとは思っていなくて
最後は
お母さんを誤魔化して
出かけなきゃいけないようなこと
してちゃいけないよ、と言われ
喧嘩になりました

褒められたことをしていないことは
私自身も凄くよく分かっているつもりで
正直後ろめたさもたまらなくあったし
嘘をついて誤魔化したのは私なので
それを正当化するつもりはありません
でも…やっぱり、
全部忠実に守るのはさすがに苦しくて
私が同世代の友達に
我が家のルールのことを話すと
『それはさすがに過保護だと思う』
と皆揃って言いますが
お母さんの感覚だと
娘を持つ親としては当然だと言います
それぞれ立場によって
考え方が違うだろうと思うので
まだ子ども世代の私の友達の感覚と
親世代のお母さんや
お母さんの周りの方の感覚が
違っているのは当たり前なのかもしれない
とは思っていますが…
“親”という立場で考える感覚が
どういったものなのかは
今の私には想像するしかありません
心配になる気持ちは想像出来ます
そう言いたくなるのかもしれません
ルール自体が厳しくて
今の私には納得し難いことも勿論あります
だけど、それよりも何よりも
ああして詮索されるのは
あまりに嫌なんです
私には私のコミュニティがあって
世界があって
それを明かしたくないわけではなく
公開することを強要されるのが苦痛です
自分が身の振り方の分からない
小娘な自覚はありますが
それでも私は私で
色々な場所で、色々な人と繋がって
色々な価値観に触れたいし
そこにお母さんが干渉しない世界も
あって欲しい
もう少しだけそっとしておいて欲しい
口や手を出さずに見守っておいて欲しい
お母さんの心配の全てを考慮して
全てに寄り添って考えるのは
少なくとも今の私には無理です
それが“子どもだから”と言われれば
きっとそうなのだと思います
そして、
私のその我儘を
お母さんに飲み込んでもらうことが
無理なのも何となく分かっています
折り合いもきっとつかない
やっぱり何だか苦しいです…
p.s.
出来たら親である方の
意見を聞いてみたいので
もし宜しければ教えてください…