『頑張ってるね』という言葉は
誰かを褒めたり、労ったりする
ポジティブな言葉であることが大前提で
それであって同時に凶器にもなり得るのだと
いつからか感じるようになりました

それは私自身が体験してきた出来事でも
もちろんそうですし
必死にしがみついている誰かに対して
かけられた場面でもそう思います


何がそんなに心を抉るのか
うまく説明は出来ませんが…

人には
『頑張っている』という意識で
必死になっている時と、
『頑張らざるを得ない』から
しがみついている時と、
抗えない現実とそれに抗いたい感情で
もがいている時と、
きっと他にも色々な時があって

私は自分が望んで
頑張っていると言われる状況にない時
『頑張ってるね』と言われると
余計に苦しくなることがありました


それは言ってしまえば受けて側の問題で
言ってくれる側は
そんな事情は知る由もないないのですが

そんな言葉ひとつで
プツンと何かが
切れてしまうこともあるのだから
人の感情って難しいです…


感情の作用って恐ろしい