傷つくことになんて慣れるはずがない
少なくとも私は
そんな格好いい台詞は言えない
何回傷ついたって
痛いものは痛い
辛いものは辛い
苦しいものは苦しい
逆に、そうでなくちゃいけないと思う
付いた傷に痛みが伴うことは
知っていなくちゃいけないと思う
もしそれが誰かによって付けられるものなら
付けた誰かはもっと知らなきゃいけない
人と人とがひとつの傷も付けずに
一緒にいるのは無理だ
だから傷を付けていい理由にはならないけど
それでも、それはどうしても不可能だもの
付けた傷は簡単には治らないけれど
修復可能なうちに修復してしまえば
致命傷になんてなるはずはない
修復が出来るうちに
修復する努力をしたいなぁと
その努力が出来る人でありたいなぁと
私は思うんです