統合失調症と解離性障害の症状が相まって
外へ出ても
頭が回らなくなって判断力が極端に落ちると
自分がその時いる場所が
分からなくなってしまったり、
そのまま倒れたりすることがあるので
自分自身も外へ出ることに
少し抵抗感があったり
お母さんが心配してくれるあまり
どこへ行くにも手が入っている現状が
とても窮屈で
どうにかして
自分で外へ出られるようにしようと
自分なりに色々と考えてみて
障害者手帳の福祉サービスで
外出支援を利用することにしました
外出支援は
ざっくりしたイメージで言うと
ヘルパーさんに付き添って頂いて
外出先での心配事を支援してもらう
サービスのことです
どうせ使えるものなら全部駆使して
どうにか現状を抜け出すことを考えようと
かかりつけの病院のワーカーさんに
お話を聞きに行って、
紹介して頂いた相談支援センターへ
自分で行って話を聞いて、
そのまま市役所へ申請に行って、…
自分で出来ることから
とにかく動いてみることにしました
相談支援センターへ話を聞きに行く時も
お母さんに
保護者の話を聞くことになったり
承認が必要になったら二度手間になるから、
自分でそこまで行けるなら
外出支援が必要ないと判断されてしまう、…
と色々言われましたが
そのサービスがどんなものかを
説明してもらいに行くのであって
利用の必要性を判断するのは
市の役員の方だから、と押し切って
お母さんが身動きの取れない平日の昼間に
時間を設定して頂いてしまいました

お母さん側からしたら
きちんと出来ていない
取りこぼしの多い事実が
どうしたって目に付いてしまうのだろうし
手をかけてくれるのだろうと
分かってはいても
私は私で出来ることを
少しずつでも増やしたい気持ちがあって
親離れ、子離れってこういうものなのかな
変えたい距離感にじたばたして
変わっていく距離感に戸惑って
今はきっとお互い苦しいんだと思う
だけど、
私はお母さんの娘であるのと同時に
意思を持ったひとりの人間で
親子である事実は
いつまで経っても変わらないけれど
私が歩く人生は私のもので
最後は私が決めていくもので
その人生の中で
悲しいかなきっとお母さんは
先にいなくなってしまうでしょう?
今はまだどうしようもない子供だけど
お母さんがいなきゃ生きていけない私では
いたくないし、いちゃいけないと思うから
ちょっとずつ、ちょっとずつ
人と人になれたらいいなって思うよ