統合失調症を発症して6年…

症状に振り回されて
どうしようもなかった時期は
何とか抜け出して、
自分が精神障害者である事実と
付き合っていくことも受け入れ始めて、
病気や障害に対する認識は
少しずつ形を変えてきました


自分自身との向き合い方も
少しずつ覚えてきたつもりで

もちろん周りの人の助けは必要だけれど
それでも、自分のことだったら
受け入れられるようになりました


だけど、…
未だに他人の目は怖いです

病気になって改めて
世の中の人は案外優しいことも学びました

それでも、病気であることで
傷ついたことも当たり前にあります

世の中いろいろな人が
いろいろな考えや価値観を抱えていて
その中には“病気である私”を
受け入れ難く感じる人もやっぱり居て

それは仕方ないことだと分かっていても
傷つくことにはなかなか慣れません


それが自分にとって
第三者、と割り切れる人だったら
それも仕方ないと思えるのですが

自分にとって大切な人であればあるほど
どうしても『わかって欲しい』と
望んでしまいます


病気や障害は私の一部です

病気や障害の前に“私”が来てくれれば
それはとても嬉しいことだけれど
それでも“私”と関わるということは
私の一部とも少なからず関わる
ということと同意義です


以前にも何度も書いていますが、

病気や障害を持った人と関わることが
如何に大変なことであるかは
私自身が幼少期から感じてきた息苦しさで
痛いほどに分かっています


自分自身が苦しい分には我慢出来るけれど
それらによって
大切な人を苦しめてしまうことも、
もっと言うなら
離れてしまうかもしれないことも、

分かっていて、分かってしまうからこそ
怖くて怖くてたまらないです


私は私です

だけど、病気や障害を甘くは見ないで欲しい
受け入れるのは簡単なことじゃない


私は特別な人間ではないけれど
特殊な人間ではあると思っています

そういう意味では
未だに“普通”を望んでしまいたくなるんです