誤解が何から生まれるって
“知らない”ということだと私は思うんです


正しい事実を、現実を知らないことから
誤った理解が生まれてしまうのは
図式としてはごく簡単で、単純ですが
改めてそれを考えるとなると
なかなか難しいですよね…

だってきっと
大抵の“誤解”の場合は
『知らない』ことを知らないということを
認識することから始まると思うんです

知らないことを知らないところに
誤った認識が重なって
“誤解”が出来上がっているから
それを剥がすところからになりますよね

それは
日常で起こる小さな食い違いから
世の中を取り巻く偏見と呼ばれるものまで
同じように言えるような気がしています


知らないことを知らないから
それが正解だと思い込んでしまっていて
自分の中で出来上がってしまった答えを
上書きするのはなかなかに大変なことです

だから
そうじゃないんだ
というところから始まるのも
きっとまた事実なのだと思っています


知るところから始まることは
きっと沢山たくさんありますね

こんな風に言っている私だって
そうして誤解していることは
きっと自分で思っている以上に
山ほどあるんだろうと思います


みんな知っていることしか知りません

自分の知っていることを開示することも
何かを変える一歩に
なりうるのかもしれません