「病気を持つ大変さ=不幸」ではありません。口唇口蓋裂もどんな病気も「頑張るぞ!」と前向きになれる時もあればそうでない時もありますよね。それでいいと思うんです。

口唇口蓋裂で手術を重ね、大人になった私。伝えたいのは「ちゃんと幸せに生きてます」というメッセージ



これは先日見つけた記事の中で
印象的だった言葉です


私はこの記事を書かれた方とは
異なる病気ですが

病気と闘うことは
“大変”という言葉には
収まりきらないくらいに
生命力を有することだと私は思うんです

確証なんてない
闘いの終わりが来る日まで
逃げたくたって、逃げられない


私自身も統合失調症を患って
直接命を蝕む病気ではないとはいえ
気持ちがじわじわと蝕まれて
本音を言えば
命を手放したくなったことだってあります

今は『負けてたまるか!』と
何とか踏ん張っていますが
それでも、やっぱり時々
頑張ることに疲れてしまうこともあるんです

でも、それって
病気と向き合うことに限らず
何に対しても言えることじゃないですか?

いつも同じ熱量ではいられない

だからといって
頑張っていないのかと言えば
そんなことあるわけはないし
頑張っているからこそ
それに疲れてしまうことだってあります


困難に立ち向かう姿は
逞しくて、力強くて、美しいけれど
抱える感情全てが
そう言われるものなわけない

相反する感情だって抱き締めながら
葛藤したり、弱音を吐いたりしながら
しがみついているのが
本来の姿なのだと思います


少なくとも、私はそうして生きています