私は“人から嫌われる”ということが
怖くて、怖くてたまらない人間です
結局はどこまで行っても
他人に許容されて
受け入れてもらうことでしか
自分の存在意義を見出せない
自分は他人に対して嫌悪感ばかり抱くのに
自分自身は
他人にネガティブな感情を向けられると
どうしたら良いのか分からなくなる
どこがおかしかった?
どこで間違った?
私は何をしてしまった?
って、初めはそればかりが頭を支配をして
だけど自分の口から「ごめん」と出て
それらが一旦外へ吐き出されると
途端に腹の底でそれらが怒りに変わる
でも、それを本人にぶつけるのは怖くて
ひたすら燻らせたまま
…なんてことは
ずっとずっと分かっていたのに
今改めて言葉にしながら
自分自身の我儘で自分勝手過ぎる生き方に
呆れ返って、ある意味絶望しています
今まで20年ちょっとの年月を
“私”として生きてきて
広い世界のほんの一部の方と
関わってきたけれど
それでも色々な人がいて
中には私にとっては大切な何かが
誰からも理不尽な言動によって
壊れてしまったこともありました
だけど、私が壊すよりずっとずっと良かった
ほんの少しだけ
理由を相手にくっつけられるから
結局は自分が一番可愛いんです
私の偏見かもしれませんが
少なくとも私の感覚では
そういう方達は
きちんと自己主張していました
私は色々理由をくっつけて
醜い感情を見てくれよく包んで
相手に合わせてきた、つもりだった
実際は分かりませんが…
相手の自己主張に“我儘”と名札を付けて
それに合わせている自分が
その時その瞬間は可愛く思えるんです
それが私の中の自尊心だった
『私なりに頑張れている』と
その感情だけでバランスを取ってきました
だから上手に気を遣える方と話すと
何が本心で、何が気遣いか分からない
“気を遣わせてしまっている”という感覚が
私には苦しいんです